創立60周年記念式典 挙行!!

我らが宮崎南高校は、1962年(昭和37年)に開校しました。

そして令和3年、60周年を迎え、11月12日、記念式典が挙行されました。

在校生をはじめ、卒業生や、これまでの教職員、保護者の皆さんも集まって盛大に・・・

と言いたいところですが、コロナ禍が収まりきらない中、在校生、学校関係者以外の出席は制限され、在校生も全員は体育館に入れず、2年生のみ体育館、1年生、3年生は各教室からリモートで式典に参加する、という形での開催となりました。

ただ、そんな中でも、在校生、教職員、PTA、鵬会の各実行委員の皆さんが、知恵を出し合い、創意工夫を重ね、とても楽しく、感動的な式典となりました。

「式典」「表彰式」「アトラクション」「記念講演」の4部構成で行事が進みました。

式典会場(体育館)

式典

第21代 富高啓順 校長 式辞

 

鵬会 山田成美 会長(7回生)

 

PTA会長 斉藤了介 氏(21回生)

 

学校沿革を説明する、 佐々木未応教頭(27回生)

 

生徒代表 誓いの言葉

 

校歌斉唱

 

表彰式

60周年にあたり、在校生から「マスコットキャラクター」「スローガン」の公募があり、それぞれ最優秀賞の生徒に、表彰状が授与されました。

「マスコットキャラクター」は、『みなぴょん』(3年 仲間ななこ さん)

「スローガン」は、『はばたけ鵬 ~60年目の南の空へ~』(3年 安治川逸聖 さん)

が選ばれました。

玄関に掲示されたスローガンと「みなぴょん」

 

表彰式

 

アトラクション

アトラクションの冒頭では、マスコットキャラクター「みなぴょん」が登場!
しっかりと南高校のモチーフをアピールする愛嬌のあるキャラクターの登場に、会場が一気に明るい雰囲気になりました。

みなぴょん登場!

そして、本校15回生でミュージシャンとして活躍されている三宅伸治さんが2015年に作った楽曲「僕らの宮崎 2015」を、吹奏楽部の皆さんが演奏してくれました。
この曲は、当時の在校生から集めた言葉を三宅さんが詞として紡いだもので、口蹄疫復興支援のための「希望と太陽のロックフェス」で、三宅さん、山崎まさよしさん、石塚英彦さん、といったアーティストにより、パフォーマンスされました。
現在でもローカル番組のエンディングテーマとして流れています。
今後も南高校のみんなに歌い継いでいってほしいですね。

「僕らの宮崎 2015」演奏

應援団による、勇壮な演舞も披露されました。
いつの時代も、団長の「エール」が切られると、自然と「フレ、フレ、みなみ!」と手拍子が生まれます。

應援団演舞

記念講演

記念講演として、現在、JAXA(宇宙航空研究開発機構)にて、はやぶさ2のミッションで活躍されている38回生の三桝裕也さんから、在校生の皆さんに向けて、お仕事の紹介や、未来ある在校生に向けてメッセージを送っていただきました。

38回生 三桝裕也さん

 

教室からもリモート参加

 

教室からも質疑応答

 

60年の南高校の歴史の中では、卒業生の皆さん、それぞれの思い出があると思います。

南高校は、常に変容しながら長い歴史をつないできました。

周りの環境も、時代とともに変わっています。

最近の大きな変化と言えば、学校の西側にあった「田吉池」が埋めたてられたことでしょうか。

これからも時代に応じてさまざまに変容していきながら歴史を刻んでいくことでしょう。

しかし、南高校に息づく「誠實」「創意」「気魄」の精神は、一人ひとりの「強い矢」「光る石」「青い麦」が、これからも変わらず受け継いていってくれることでしょう。